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医学部受験

医学部受験です。国立医学部の入試は東大・京大また東北大・東京医科歯科大などの二次配点の高い大学を除けば二次試験の配点も低く試験問題も東大・京大のレベルから比べればかなりやさしいので各大学の個別試験ではあまり差がつきません。よってセンター試験で90%の高得点を獲得すれば前後期2回のチャンスがあるので確実に全国の国立医学部のどこかには合格できます。しかしセンター試験での9割得点が簡単ではないのです。センター試験は教科書の範囲ということになっています。それがどうして長野・深志の生徒たちの3%10人程度しか達成できないのでしょうか。その理由は3つ、1つは高得点を獲得するためにはセンター入試の形式に慣れるために問題演習の必要があります。しかし東大・京大志望者はセンター入試は通過点で85%でよいので演習に時間をかけません。また校内上位の生徒たちが問題を見てみると難しくないと感じるが実際9割得点が難しいのは英語・数学・国語で時間制限が厳しいのです。主要3教科では高い二次学力がないと時間に追われ高得点が難しい、これが2つめの理由。そして3番目これが国立医学部志望者の大きな誤算となる。長野高・深志高では高2で進路希望調査をすると医学部志望は各学年50人を越えますが毎年9割得点を達成できるのはその内わずか5人~10人です。それは国立医学部入試を勘違いしているからなのです。医学部志望者は学校では高2から理系コースの選択になっている。当然カリキュラムは理系科目の理科・数学重視になっています。学力上位の生徒は理科数学でのセンター9割得点は難しくない。問題は社会・国語・英語この3教科での9割得点がとても難しい、3年生になって校内でマーク模試を受けて9割得点が思いの外難しいことに気がつくのです。時すでに遅し・・・

その中で一番達成困難な教科が国語、特効薬などありません。国立大医学部入試のキーワード、それは文系教科のシンボル『国語』なのです。その国語で9割得点するためには古典で満点をねらい現代文の減点をカバーする必要がある、センター試験の中で現代文の9割得点が最も難しい、文系教科の軽視は高3で気がついても間に合いません。理数中心の学習になっていると浪人することになる、1年浪人して予備校へ・・・国語の弱点克服は予備校の授業で解決は困難です。授業では問題を解き解説をするだけ、語句は自分でやりなさいと言われる、中学高校を通しての語彙力の強化なしに問題演習また予備校の授業が効果があるわけがない。国立医学部志望者は国語ができることが最大の"武器"なのです。医師の仕事は研究職と対人関係の両面のバランスのとれた資質が求められるのです。国立医学部入試が国語力を重視しているのはそのためではないでしょうか。

理科・数学中心の学習でよいのは私立の医学部志望者です。また国立大医学部入試では小論文が課せられる。対策として高校では小論文模試を受けさせます。意味なしとまでは言いませんが国語力があっての論述力です。予備校では4月から小論文対策授業が始まります。ほとんど無駄です。医学部志望の浪人生に共通しているのは国語力が低いこと、つまり言葉を知らない・語彙力が乏しいのです。その浪人生に論述の指導をしたところで効果があるわけがない、さらに言えばセンター9割の見通しがなくて対策をしても空しい、小論文対策などセンター試験が終わってから考えること、まず国語力をつけさせるのが先です。SKCの指導では中学生も高校生も定期試験で最も頑張る教科は国語、定期試験を利用し力をつけていきます。国語は定期試験で結果を出し続けることによって受験の学力になっていく、これが外国語である英語との違いなのです。SKCの国立大医学部志望者はセンター試験で理科・数学は9割得点、社会は秋からの対策であれば8割、英語・国語は満点を狙うという指導を受けています。