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問題集

問題集を使う学習、SKCの国語英語の指導で問題集を使う学習は受験対策最終段階の『過去問対策』のみです。まず現代文から考えてみましょう。過去問対策で一番効果が高いのが現代文、うまく対策をすればとても効果があります。現代文では読解力が問われる。中学時代の塾また学校の指導では問題を解いて慣れろなどという指導であったと思う。センター試験対策では答えは文中にあり、ということで予備校では選択肢から解答を見つける方法を教えたりしている。これらは全く無意味とは言わないが基本を見落としている。多くの高校生が現代文の勉強の仕方がわからないと言う。読解力とは文章を正確に読み解き著者の主張を読み取る力のこと、ここまではわかる。ではどのようにしたら著者の言いたいことを読み取ることができる? それは読み取るトレーニングをする必要がある。どのように? それは指導になりますが、高校入試からセンター試験、東大入試まで現代文の学力の90%は言葉のちからなのです。まず文章が正確に読める語彙力を身につけその上で著者の主張を読み取るトレーニングをするのが正しい手順、現代文の読解のキーワードは『語彙力』つまり語句の知識なのです。また東大レベルになると読解力にプラス設問の要求に対しての解答力が要求されます。古文も語句の力が重要ですが現代文との違いは文法学習の比重がとても大きいことです。SKCの高校生新会員にとって古典文法のテキストは入会後3カ月間の最重要学習メニューなのです。また古文は問題のレベルが高くなれば古典常識も重要になってくる。漢文も当然語彙力プラス句法の知識です。英語もレベルが高くなればなるほど語彙力の重要度が高まります。

SKCの新会員は中学生も高校生も入会後半年1年・・・辞書と格闘することになります。国語でも英語でも紙の辞書はその語彙力を強化する最高のテキスト、SKCでは辞書学習と呼んでいます。国語英語では学校で与えられたテキストを最大限活用し語彙力を徹底的に強化そして最後に過去問対策をします。過去問対策とは制限時間内に設問の要求に正しく答えるトレーニング、それは文章を正確に読みとる語彙力があって初めて大きな効果が出てくるのです。過去問対策のキーワードは『得点力』つまり制限時間内に学力を得点に変えるトレーニング、最終段階ではとても重要なトレーニングなのです。SKCの国語の受験対策では教科書・文法書・単語集など長野高・深志高で配布されたテキストまた問題集のみで東大レベルまで十分に対応できると考えています。それに過去問10年・20年分を使います。一方数学理科社会では問題集の学習が有効です。高速学習にするために数学と社会の学習では問題の仕分けをしながらが1問ずつ処理していきます。数学・社会では『仕分け』がキーワード。もちろん数学は授業、社会では教科書の理解が大前提です。学習が一番単純なのは理科です。学校で配布される問題集を使い参考書片手にていねいに一問ずつ解答を理解しそして解いていくだけです。東大・京大は学校で配布の問題集だけでは不足なのでSKCでは有名な『対策本』を用意します。数学理科は参考書・問題集の選択がとても大切です。辞書の選択も重要です。英語は語彙力に合わせて段階的に使いたい。SKCの高校生の指導では2種類の辞書を使います。もちろん最後はジーニアス英和辞典、高1生ではちょっと重たい、まして中学生に持たせるなど論外です。古語辞典は学習用に適した語数の少ないものを選びましょう。